最近、私の周りでは、ファスティングしている人を多く見かけるようになりました。

3日間が多いですが、長い人は5日間、1週間となり、この期間は基本的に水分以外は何も食べないとのこと。

終わった後の報告を目にすると、その内容は人によって、

体重減がメインの人体の機能(働き)をよくする人とに、ハッキリと分かれるんですね。

同じ身体でも観点が大違い。

前者は、何がなんでも体重とばかりに何キロ痩せたとか、最大限に減ったのは何キロとか、リバウンドがどうのこうのと、とにかく数字(体重)のオンパレード。

後者は、リセット効果が目的で、内臓を休ませることで働きをよくする、体内の解毒、有害物質の排出などがメイン。

期間中、それぞれの体に起きた変化や状態を事細かに伝えている人もいて、こういうのは読んでて共感できますね。

同じことをしているのに、この差は何なんでしょうね?

私は体重を落とすことに本質はないと思っています。

ハッキリいうと、そこに価値はない。

食事を減らせば体重は落ちる。普通ですよね?

ファスティングをして体重が減らなかったら、体がおかしい。

それをしてどうなったかが大事で、そこを細かく汲み取れないと、何をやっても気づけない人になってしまう。

数字ばかりに捉われると、取り組みがもたらした効果を捉え損ねてしまうんです。

本質とは、そこから何を得るか、気づけるか?

体に起きる変化や違和感に気がつくと、それは他のことでも気づけるようになります。

これはトレーニングとも共通する部分。

本質を見るようにすると、まったく異なる分野でも、自分ごととして置き換えて考えられるようになるんです。

痩せるなんて限界があるんですから、もっと持続可能なことにフォーカスする。

もし体重のことで価値があるとすれば、それは太らないほうじゃないかなと。

痩せるのは食べる量を減らせば可能。

でも、太らないようにするには?

こっちの方が奥が深いですよ。

リバウンドという概念はないですからね。

だから価値があるし本質も見てくるんですね。

あなたなら太らないためにはどうしますか?

これも共通するお話です。

筋トレをしているようで実は筋トレをしていない!

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