アクティブ・リカバリー(Active Recovery Method A.R.M、記事の最下部を参照)のメニューにはライフスタイルの改善も含まれています。
先日もスタートして半年になるクライアントが滝のような汗をかいて励んでいました。基礎体力もだいぶ上がってきて、さらにレベルアップをはかっています。
ただ、そんな彼も当初は、まだトレーニングの強度が低いのに、途中で頭痛が出て思うようにいきませんでした。
私も経験がありますが、運動からしばらく遠ざかっていた人によく起こるもので、トレーニングをすると血流がよくなり血管が拡張されます。そのため、脳の血管が刺激され頭痛につながるといわれています。
まだ始めたばかりでしたので、回復できるか不安もあったと思いますが、そのとき私は彼に選択を求めました。
1つは、頭痛が出たのは、それを克服する良い機会と捉えて続ける。
もう1つは、そこまでする必要がなければ、今後も頭痛が出る可能性があるので辞める。
そして彼は続ける選択をして、私も頭痛が出たときの対処法やケアを教えてサポートしました。
その後も何回かありましたが、最初に出てから1か月後には、見事に克服され、今ではそれがウソのように出なくなりました。
今では前述のように毎回、全力でトライされ若々しい丈夫なカラダに変化しています。
その一方で専門家やクスリに身を委ねて痛みをとってもらったり、マッサージなどで硬くなったカラダをほぐしたりラクにしてもらうことは簡単にできます。
しかしこれらは全て受け身。誰かにしてもらうことが前提なので、自らという意識がなくなり、依存してしまうことに。
痛みをとることに集中すると、その原因が見えなくなってしまうのです。
克服するには、やっぱり原因にフォーカスして、自分から積極的に動いて回復させていくというマインドが大切です。
そして実践して、それを乗り越えた時の達成感が自信につながり、身体はもちろんのこと人としても成長していけます。
回復するまでのプロセスは人を成長させるプロセスでもある。
これを伝える良い機会になりました。
カラダの回復スイッチを入れる種目と言えばこれですね!
カラダが一直線になるように1回1回しっかり伸ばすのがポイント!
肩こり背中の痛み腰痛もちの人はとくにやった方がいいです。あと運動不足の人も(笑)
※A.R.Mは未来の健康の価値を創造し、 実践する場です。
Active(アクティブ)・Recovery (リカバリー)・Method(メソッド)
直訳すると『積極的に回復をはかる方法』。
『疲れをその日に取る』 『環境・季節対策のトレーニングメニュー』
この2つのアプローチで週1回15分、筋肉を 短時間で疲れさせて年間通じた圧倒的な回復力を獲得していきます。