二十四節気は啓蟄に入りましたね。

啓は「ひらく」、蟄は「虫などが土中に隠れ閉じこもる」で、啓蟄は「冬籠りの虫が這い出る」ということ。

端的にいうと、冬眠から覚めた虫が穴から出てきますよ!という意味ですね。

ひらく、でもドアの開閉のような水平ではなく、丸まっていたものや閉じふさがっていたものが徐々に広がる感じ(開花のイメージに近いです)。

先日、クライアントに(年間の)身体のサイクルで今の状態を、イラスト↓のように表現したら、とても分かりやすかったとのこと。

ふさがっている状態

↓ ↓ ↓

啓いた状態

これから、お花見や卒業式、入学や入社式など、イベントが多く、

人の動きも活発になっていくのは、こうした身体のサイクルも関連しています。

体の仕組みからいうと、例えば、胸をひらく動作があります。

胸をひらくとどんな状態になりますか?

背筋が伸びる、姿勢がよくなる、呼吸が深くなる、重心が高くなる・・

色々ありますが、ポイントは胸ではありません。

胸をひらくというと、ついつい胸にフォーカスしますが、カラダの仕組みからいえば、ポイントは肩甲骨(背中)です。

言葉では胸をひらくといいますが、動作は肩甲骨(背中)が閉じるから自然に胸がひらく・・

あっ!今(実際に)やりましたね・笑

さらに肩甲骨(背中)って、日常ではほとんど動かさない部位。

実際に動かしているのは手先だけなので、肩が上がらない、あげると痛い、ゴリゴリいう、肩が回りにくい、引っかかる、というビジネスパーソンが多いです。

改善方法は(胸じゃなくて)、肩甲骨(背中)をしっかり使って日常動作を行うこと。

歩くときも肩甲骨(背中)を使って歩くんですよ(本当です)。

これらが身について無意識でできると肩や首の症状から、おさらばできます。

人の行動は無意識がほとんどですから、カラダの仕組みをいかに活かすか?

そのような意味でも体の使い方は健康管理、体力維持、肩、腰、膝など関節への負担軽減において、とても重要なスキルでもあります。

体の使い方はビジネスパーソンなら身につけておきたいスキル。

習慣化すれば仕事のパフォーマンスや健康管理の面で鬼に金棒です!

3月中でしたら体験トレーニングの中でも、こうした体の使い方を体験できます。

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