月に1回ARM(Active Recovery Method、記事の最下部を参照)のコーチ陣が集まって、
指導力の向上やレッスンのフィードバックなどを得るセミナーがあります。
先日は、あるコーチのクライアントである女性がお子さんを連れてジムにきました。
なぜ、子供がきたのかといえば、お受験で出題される運動ができるかどうかを学ぶ特別レッスンのため。
お受験で実際に何が出題されるかと言うと、
例えば、アザラシ、クマ、クモ、ワニと言った動物や虫の歩き方をマネするのです。
実際にやってみると大人でも大変ですよ(笑)
ちなみにクマ歩きはこんな感じ。
↓
小学校受験の運動、どうぶつ歩き
そして、的に当てるボール投げやジグザグに走ったり、ジャンプしたりとけっこうな数と量が出題されています。
採用側は、子どもの身体がどこまで成長しているか、発達しているのか、
そして、課題に対してどこまで取り組めるのかをチェックするために色々なパターンを見たいんですね。
レッスンでは、その子が、一つひとつ課題をやってみるのですが、もちろんできないものもあります。
そんなときは、まず見本をきちんと見せます。
クマの歩き方なら、四つん這いになり、そのままお尻を上げて腰をしっかり高くキープしたまま歩く。
すると、子どもは素直にマネするから、すぐにできるようになるんですね。
手とり足とり教えるのではなく、実際にやってみて、それを同じようにマネしてもらう。
子どもに指示してやらせるのではなく、親が見本をみせて一緒にやるのがポイント。
とにかく一つひとつを正確にマネすることがどれだけ重要かを改めて実感。
これは大人になるとできなくなる人がとても多い学習法。
色々な経験が邪魔して自分のやりたいようにやったり、きちんと見本をみなかったりして、
マネするという意識が薄れます。
学ぶの語源は、もともとマネすることからきているそうです。
まねる→まねぶ→まなぶ、のように。まねして、まなぶから「まねぶ」。
この「まねぶ」という言葉を、私が商売の理論と実践手法を学んでいるコミュニティでは、
共通語として頻繁に飛び交っています。
あの事例まねぶした?
ここがまねぶポイントだよね?
みたいな感じで。
色々なことをまねぶすると、結局は自分の血肉になります。
そして、気づけるようになっていき、自ら考えて答えを見つけようとしていく。
これが地力にもつながっていきますね。
地力ならこれもご覧ください。
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人の力を借りるのも自分の力、自力をつけると地力もつく!
※ARMは、Active(アクティブ)・Recovery(リカバリー)・Method(メソッド)の頭文字をとった名称。
Aのアクティブは積極的に動く
Rのリカバリーは回復する
Mのメソッドは方法で
積極的に動いて回復を促すトレーニング法。
週1回15分続けるだけで基礎体力・筋力の底上げができ、
腰痛・肩こりなどの慢性症状も改善して、日々のパフォーマンスが上がります。
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