以前、あるコミュニティで知り合った整体家の葛巻さんから「休むのが下手な人」の話を聞いて、とっても共感したので、今回はそのシェアを含めた内容。

私が指導しているトレーニングとの共通点も多く長文になりますが、ぜひ、読んでもらえると嬉しいです。

施術をしているとしばしば「休むのが下手な人」に出くわすという。それはとくに「頑張り過ぎる人」にこの傾向が多いとのこと。そして彼がその人に話したこととは・・・

(シェアはここから↓)

何でも適した役割があるように「頭の仕事」と「身体の仕事」があります。例えば、

「考える」というのは「頭の仕事」
「感じる」のは「身体の仕事」

この前提でいえば、1日のスケジュールを立てるのは「頭の仕事」で「ここに行きたい」「これはやめよう」と決めるのは、本当は「身体の仕事」なんだよ。

だって、感じたから「ここに行きたい」や「それはやめよう」と決めるわけだからね。

物事には適材適所があるのに「頭の仕事」を身体にさせたり「身体の仕事」を頭にさせても、上手くいかないことが多い。

施術を受けにきた、その人というのは、頭で「休まなきゃ、休まなきゃ」と考えて、

「でも、あれもやらなきゃ」とか
「休んでないわけじゃないのに」だったり
「疲れが取れない」などなど・・・

ずっと考え続けている。

でもね、「休む」とか「回復する」とかは、身体がやること。

身体の仕事なんです。
 
なので、そう言う「頭の仕事」を一度すベて止めて、できれば放り出して、身体に「休む」のをお任せしてみましょう。

あなた(の頭)が仕事を止めないと、身体は仕事がしにくいのです。

(シェアはここまで↑)。

この話を聞いたときに、私がピンときたのが、普段から伝えている

「現代人は頭ばかり疲れていて、カラダが全然疲れていない」ということ。

だから回復しないんです。整体家の彼も話したように。

実際にトレーニングの現場でもよくあり、この間も体験レッスンで、私がある種目の見本(例えば、腕立て伏せ)をみせると、

「それはどこに効くのでしょうか?」と間をおかずに質問。

FBの投稿でも、私がトレーニングの動画(その場でできるもの)をアップすると「どこに効くんですか?」とコメントしてきます。

こんな感じで、普段から頭ばかり使っていると、何でも先に頭で分かろうとするクセがついていて、まずやろうとしない。

ネット検索すれば、すぐ答えが得られることに慣れてしまったのも原因で、最近はとくに多いように感じます。

そんなとき、私は、「どこに効くと思いますか?」と反対に聞き返し、そのあと「まず、やってみて(真似る)感じたことを教えて」と言うようにしてます。

本来、カラダを使って感じたり覚えたりするものを先に頭で分かろうとすれば、そもそも論で、上手くいかないですよね?って整体家の彼に話したら

「疲れているのに眠れなくて・・・」という人の大半は、頭だけ疲れていて身体にエネルギーが有り余っているからなんだよね?こういう人めちゃめちゃ多いですよ!だって(笑)

やっぱりな~と私も終始、共感しまくり(嬉)

だから、カラダを回復させるには、短時間でしっかり筋肉(カラダ)を疲れさせること。カラダが疲れれば、ぐっすり寝れるし、お腹もすくし自然と休めるんです。

頭が疲れているとき「こそ」、忙しいとき「こそ」、カラダを動かす!

上手に休みたいなら、身体に仕事をさせましょうね(笑)。

動きながら休むことをアクティブ・レスト(積極的休息)といいますが、聞いたことあるかな?

長くなったので、それはまたの機会に。以上、お役に立てれば何よりです。

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