先日、ノムさん、として慕われ野球選手、指導者としても功績を残した野村元監督が亡くなりました。

私は、学生時代に野球をしていたものですから、当時から野村監督の采配は気になりよく見ていました。

メディアでも様々な言葉(通称:ボヤキ)を残し、数々の著書でも語られているように、名言が多いことで知られています。

私が、野村監督から学んだことは、たくさんありますが、一番はシンプルにこれですね。

常に考えること。

データを駆使するID野球(Important Data・考える野球)を提唱し、

それまで経験や勘に頼っていたプロ野球を、根本から変えた人でもあります。

今となってはデータを駆使するのは、当たり前ですが、当時は目新しい戦術。

それもそのはず、学生でも社会人でも外国人(助っ人)でも、実力ある選手を集めて戦うのが、主流の時代だったからです。

そこで野村監督は、選手一人ひとりに考える力をつける重要性をとき育成。

その一つが、野村再生工場と称され他球団から戦力外になった選手を再活躍させる手法。

彼らがチームに必要とされる選手として再び脚光をあびることができたのは、

常に考えることを意識してプレーする教えがあったから。

それは私が好きな、この名言からも垣間見れます。

「負けに不思議の負けなし」

結果には必ず原因があるという因果を選手たちに植え付けた言葉。

勝ちにはラッキーがあり、中でも1番多いのは、相手のミスによって勝利が転がり込んでくるケース。

ただ、負けた時には、それがなく必ず原因があるのです。

試合に負けた時に原因を追求しないで、そのまま次の試合に臨む選手たちを野村監督は許さなかった。

その原因を追究し改善方法を考え、次の試合に活かすんだと、本当に厳しく選手たちに徹底。

その結果として、あの弱小チームだったヤクルトスワローズを常勝集団へと導きました。

学びにしても、筋トレにしても、何をするかにフォーカスされがちですが、

それよりも常に、なぜこれをやるのかを自分に問うこと。

行動の一つひとつに意味をもたせるには、考えることを習慣にする。

野村監督は、野球を通じてそれを私にも教えてくれました。

感謝とともに、ご冥福をお祈りいたします。

野球からの学びといえば、私の高校球児時代の写真が見れる、この記事も好評でしたね。

勝手な決めつけが悪しき習慣!

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