(12月中旬のメルマガ「回復上手な疲れないカラダづくり」より)

先週末が立冬だったので暦の上では冬が始まり、立春まで冬が続きますね。

ここ1か月くらいは少しずつ下がっていく感じでしたが、この時期から、

グッときて冬っぽくなり、とくに朝晩は冷えて気温も一ケタになることも。

それは野生の動物も一緒で冬眠に備える時期だというサイン。

冬になり陽が落ちるのも早くなると寂しくなったり、

少し不安になったりするのはなぜでしょうね?

忘年会、クリスマス、お正月、新年会、節分などイベントはたくさんあるのに。

そう、これは先祖代々からの遺伝子なのだそうです。

その昔、冬は食べものがなかったから探してストックしていました。

その名残で「食べ物を蓄えなくて本当にいいの?」という不安が、

私たちの身体の奥底に刷り込まれていることによるもの。

ただ、今はその必要もない。食べ物はどこでも売ってるし、暖房器具もあるし。

だから食べちゃう、食べると不安もなくなるし(笑)

おまけに室内は温かいから外に出るのが億劫になってこもりがちに。

こうして温かい時期に比べると運動量は格段に落ちていきますね。

現代人は運動不足と言われているのに、なおさら。

冬眠は野生動物の話であって冬でも快適な状態にある人間は別です。

いま寒さに備える対策は、運動量を確保して抵抗力をつけること。

運動量が落ちると体力や体温の低下につながり、体が弱くなります。

寒さや冷え、風邪やウィルスから体を守るには、戦う抵抗力(免疫)が必要。

運動量を確保するには、運動すればいいことです。

それだと忙しい人はどうすればいいの?という声が聞こえてきそう(驚)

ただね、人生100年時代を生きるには、健康は必須の能力ですよ!

運動量の確保は、時間の確保でもあるので、ぜひ優先度をあげてくださいね。

そんな忙しい人は、日常で一番運動している歩行(歩き方)に注目してみてください。

これからもっと厚着になるとそれだけで体の動き(とくに手足)が緩慢になり、

寒いとポケットに手を入れるので体が丸まりやすくなります。

その影響で目線が下がり、歩幅が狭くなって運動量が落ちる。

外に出ないのと歩き方とで自然に運動量は、ガンガン落ちてしまうのです。

これを効率的にあげるには、まず遠くを見て(目線をあげて)重心をあげて、

歩くときに腕を引くことに意識すると自然と胸がはります。

これで歩幅が広がり体が大きく使えるので、さっきと同じ1歩でも質がよく運動量もあがります。

ポケットに手を入れないためにも手袋をするといいですね。

最低限、少し遠回りしてでも歩く時間を多くしてくださいね。

手足をよく使って歩くと末端まで血流が届き全身が温まりやすくなります。

運動するのがより大切な季節ですから、体力と体温をあげて

寒さに負けない強い体を目指しましょう。

とくに車社会の人は、ぜひ縄跳びを!すぐに体温アップができて運動量も抜群です。

ジャンプしながら腰を入れてるからウエストの引き締めにもいいかも~

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