「もう年だから・・・」
「もう昔みたいに若くないから・・」

年齢を気にする人って多いですよね。
年を取ればとるほど、この傾向は強くなる

よくよく考えてみれば、時間は常に流れているし、生きてれば、年を取るのは当然です。

では、なぜ年齢を気にするのでしょうか?

それは他人と比べたり、周りを気にし過ぎたり、外からの情報を鵜呑みにするからでしょう。

例えば、年下の人と一緒にジョギングして、
先に「ちょっと休憩しない?」

と声をかけたところ、「もう休憩ですか?」
なんて言われると「やっぱり歳かな~」なんて思う。

自分が独身で、友人にどんどん既婚者が増え子供も生まれれば、そろそろ俺もそんな歳かなと気になる。

健康診断で、その年齢の平均的な体重と自らの体重を比較して、少しでも多いと「はぁ~」とため息をついて落ち込む。

パッと見は太っていなくても・・・。

このように人と比べたり、周囲を気にしてれば、思考は自分中心から他人になります。

ここで大事なのは、軸をいつも自分に置くこと。相手ではありません。

年齢や体重などの数字って、表面的に分かりやすいので比較し易いですね。

もちろん、必要な時もあるでしょう。

しかし、見るべきポイントは自分の在り方であって、数字ではないのです。

数字は目安くらいに留めて、表面上に捉われない。

もっと自分にフォーカスする。

よく印象を良くするのに、まずは痩せようと考える人を多く見受けますが、印象を良くするのは体重ではなく体形の改善です。

これは数字では表せない、いわゆるビジュアルになります。

例えば、胸板の張りやウエストの締まりなど。
胸板が何センチではなく「胸板が厚くてカッコいい!」と見えるかなのです。

普段から胸に「私の胸板は○○センチです」なんて書いてないですからね(笑)。

人は数字ではなく見た目で判断してるのです。
サイズや体重ではありません。

そして、体力も同じです。

体形や体力は年齢ではなく運動やトレーニングの質や量に比例するので、それらを改善するなら運動をすること、質や量にフォーカスすることです。

横浜FCのカズこと、三浦知良選手は50歳にしてJリーグ開幕戦で先発としてピッチに立ちました。

メジャーリーガーのイチロー選手も今年で44歳になりますが現役バリバリで試合に出ています。

このような姿を見ると感銘しますね。

その一方で「プロだからできる」みたいな特別視する傾向がありますが、プロと言っても同じ人間ですよ(笑)。

いかに自分を信じてるか。自分自身に賭けられるかだと思います。

しかも彼らは年齢よりも自身の生き方やスタイルを持ち貫いています。
そこが自分軸でブレない心なんですね。

大切なのは、その人の生き方や在り方であって、他人と比較するものではない。

それらは表面的な数字では現すことができない価値でもあるわけです。