2016年の夏にボートサーフィンを初めてやって、波に乗っている時にバランスを崩しサーフボードの角に肋骨を強打しました。ちなみに元サーファーです(笑)

その時は痛かったですが、その後も続けられていたので、そんなに大したことではないと思っていました。

それから2.3日後の夜中、咳をした途端に突如、肋骨に激痛が走り、しばらくうずくまってしまうほどで、これってもしかしたら骨折?と頭をよぎりました。

朝になって病院に行き医者からの診断は強度の打撲、骨は折れていなかったものの咳をすると激痛でしばらくは立ち上がれません。

その時、医者は「全治は3週間くらい。痛みがひくまで安静にしてくださいね」と言い、私はすぐにあることを思い出しました。
「今日トレーニングの日じゃん…」

ちょうどアクティブ・リカバリー(Active Recovery Method、記事の最下部を参照)でトレーニングを始めて3か月くらいの時でしたので、私もARMのことは、まだよく理解していないころ。

ケガをしたので、休みの連絡をコーチに入れると「それでも、来てください」とのこと。
心中は「えっ、トレーニングやるの?」と思いながらも渋々ジムに行くことに。

後々この出来事がコーチになるきっかけとなり、ARMをもっと多くの人に伝えたいと言う想いが強くなっていったのです。

トレーニングは肋骨の痛むところを動かないように押えてやりました。本来は週1回ですが、特別にその4日後にもトレーニングをしてケガした箇所以外はカラダを動かしました。

すると病院に行ってから1週間後には、咳をしてもほとんど痛みがなくなったのです。

咳をすると、うずくまってしばらく立てない状況でしたから医者の言う通り3週間はかかるなと思っていましたが、1週間で回復。

とても信じられない気持ちと同時にARMをはじめて3か月でも回復力は、しっかりと上がっていたのです。

ケガをして病院に行き治療を行うと、決まってよく医者から言われるセリフは「安静にしてくださいね」ですよね。

世間ではそれを真に受けて、治るまでは、運動をしないのが定説。今まで普通にやっていたことをやらなくなってしまうのは、安静という言葉(漢字)も助長しています。

私のケースでは、肋骨の強度の打撲。ARMでなければ、痛みが引くまでトレーニングを中断していたことでしょう。

その理由は、
医者から安静って言われたから・・・
ケガした箇所を動かすと痛いし・・・

すると、その結果どうなると思いますか?

早く回復ができない!
先述の経験談とは真逆ですよね。

ここからがとても大事ですので、しっかりと聞いてくださいね。

私の解釈では、医者が安静にと言っているのは、ケガをした箇所だけなんです。

私のケースなら肋骨。正確には左の肋骨。確かに強度の打撲ですから左の肋骨は痛いです。咳をすればひざまづきます。

でも、その他の部分はどうでしょうか?
下半身は至っては大丈夫。両腕はぜんぜん元気。背中も首もお腹だって、肋骨を抜かせば問題ありません。

動かせるところがたくさんありますよね?

咳が出ると激痛が走るので、走ったり骨に響くジャンプはできませんが、肋骨以外は動かせるわけですからトレーニングを積極的にやった方が早く回復できるんです。

全治3週間が1週間になれば嬉しいですよね?私は実際に嬉しかったですよ。それは日常生活や仕事に支障をきたしたくなかったから…

動かないでいると血流は悪くなるし体温も下がるので、回復するのが遅くなります。とくにビジネスパーソンは、何かあっても早く回復できることが必要。

もちろん予防は大事。でも人間ですからミスやアクシデントはあります。

その時に早く回復できるカラダの習慣を持っておくことが、とても大事で、これは日々の疲れでも同じことが言えるのです。

↓当時ケガしたときのトレーニングの様子(病院に行った当日)

↓当時ケガしたときのトレーニングの様子(病院に行った4日後)

※ARMは、Active(アクティブ)・Recovery(リカバリー)・Method(メソッド)の頭文字をとった名称。

Aのアクティブは積極的に動く
Rのリカバリーは回復する
Mのメソッドは方法で

積極的に動いて回復を促すトレーニング法。  

週1回15分続けるだけで基礎体力・筋力の底上げができ、

腰痛・肩こりなどの慢性症状も改善して、日々のパフォーマンスが上がります。

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